メンバーのやる気があがる社員教育

部下のやる気をあげるための教育は必要ない!

部下に対して、やる気をあげるための教育を行う必要などないのです。
必要なのは「やる気をあげる教育のできる上司をつくる」ための教育です。やる気をあげる教育の出来る上司がいれば、部下のやる気は必ずあがります。
かの有名な欲求5段階説によると、人間の欲求は5つの段階(生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求)に分けられるそうで、安全で豊かな現在の日本においては、人に認めてもらいたいという「承認欲求」を満たすことが、やる気を出させるポイントであると考えられています。
いいことをすれば褒める。これも「承認」のひとつです。しかしもっと身近なところで、毎日「承認」し続けなければ、部下のやる気は維持出来ません。
例えば朝、部下が出社してきて「おはようございます」と言ってくれたとき、あなたはどこを見て「おはよう」と返していますか。しっかり目を見ていますか。残念なことに案外多いのが、PC画面を見つめたまま声だけで「おはよう」という上司です。これでは部下は存在を「ちゃんと認めてもらえた」と思わないのです。アイコンタクトをして「おはよう」を返す。これだけで部下のやる気はあがります。

「インプロ」精神に触れよう!

アイコンタクトの重要性をはじめて体感したのは「インプロ」を学んでいたときのことです。
インプロとはインプロビゼーションの略で、「即興演技」を指します。
インプロで最も大切なのは「相手を受け入れる」こと。二人芝居で役者Aが「いい天気だなあ」と言ったのに、役者Bが「え?土砂降りじゃん」と言ったらどうでしょう。いかにもちぐはぐです。「いい天気だなあ」と言われたら役者Bも(いい天気なんだな)と共有する必要があります。一方、役者Aが「いい天気だなあ」と言うのと同時に役者Bが「土砂降りだなあ」と言ってしまうことも起こり得ます。これを回避する技術がアイコンタクトなんです。アイコンタクトをすると、今にも何かを言いそうとか、ポジティヴな表情だなとか、相手のことが何かしらわかるんです。わかってはじめて受け入れられるのです。

部下を承認することはインプロで「相手を受け入れる」ことと同じ。まず相手を知ることです。そのためには「アイコンタクト」からです。
もともとインプロは演技者のためのものでしたが、現在では各地でビジネスインプロなるワークショップも開催されています。部下を育てたい方、一度インプロ精神に触れてみては?

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